黒尾山 (兵庫県下最南端の千b峰)

一宮町、三林より
◆【山行日時】 2001年3月3日  くもり
◆【コース・タイム】 

上り:不動滝コース、下り:左コース

林道・駐車地点=20分=不動滝=25分=中央コース・合流点=5分=虚空蔵尊=10分=黒尾山山頂

=25分=沢=10分=駐車場
◆【正味歩行時間】 1時間35分
◆【詳細】
一宮町でR29を左折し揖保川に架かる安積橋を渡ると、右手に登山道の看板があり、左折する。
R29には立派な看板がある
注、この画像は帰る時撮ったものです
乗取集落を抜けて林道を進んで行くと、終点手前に一台の車が駐車してあるが更に進み、小さな小屋の建つ右コース登山口に駐車。
昨夜も少し降雪があったようで、踏み後のない雪道を歩き始める。
しばらくは沢の音を聞きながら林道のような道を行くが、ひと汗かいた頃から本格的な沢沿いの登山道となる。心地よい気持ちで進んでいくと、やがて不動滝に着く。
不動滝
なおも歩きよい道が続き、沢と分かれてトラバース気味の道になリ、しばらくすると北東側の展望が開け、遠く千町ガ峰段ガ峰が見えるようになる。
よく整備された登山道 千町ガ峰と段ガ峰が見えてくる
植林帯を進むようになる頃から傾斜が増し、少々きついが、ひとふん張りすると中央コースと合流点の尾根に出る。その後も相変わらずの急傾斜だが、雑木林の尾根道なので、先ほどまでの植林帯に較べると周りは明るく気分は少し楽だ。
やがて虚空蔵尊の祠の前に出る。
虚空蔵尊
鹿よけ?ネットが左に現れ、ササが目立つようになり最後の急坂を上りきると頂上に着く。
頂上からは素晴らしい展望が広がる(左端、植松山、真中奥に氷ノ山)


東方面(県下の千メートル峰が勢揃い)
やや広めの頂上からの展望は素晴らしく、真北、一番奥には、大きく羽を広げたような県下最高峰氷ノ山。東へ伸びる東尾根越しに鉢伏山も頭を覗かせている。その左手には県下第二の高峰、三室山や植松山。右には阿舎利山、三久安山を従えた形の藤無山。直ぐそこには、おわんを伏せたような東山。藤無山のさらに右には須留ガ峰や千町ガ峰。峰山〜雪彦山稜線の向こうには千ガ峰、笠形山の姿も見えている。
南には低いながら、どこの山からも、すぐそれとわかる夢前の播磨富士、明神山

いや〜、素晴らしい。頂上には他に誰もいないので独り占めだ。(たまにはこういうこともないと・・・)こんなによく見えると、山座同定をする甲斐がある。どの山も雪をかぶっているので、とてもわかりやすい。
安積地区を俯瞰 笠形山も見える
どこからもよくわかる明神山
終始、氷ノ山と対峙する格好で、ゆっくり昼食。
氷ノ山と三ノ丸 氷ノ山と東尾根越しに鉢伏山 植松山
後ろ髪をひかれる思いで、下山にかかる。(念のため、アイゼン装着)
虚空蔵尊まで戻り、そこからは左コース(右)へ下って行く。急な下り坂なので、スリップに気をつけなければならないが、植林帯に入ると少しは歩きやすくなる。
やがて沢沿いの道となり
やがて沢沿いの道となる
コンクリートの林道に出て、中央コース登山口を過ぎると駐車場に着いた。
◆【ワン・ポイント・アドバイス】

頂上からの展望は素晴らしいの一言!時間の限りゆっくりしたい場所だ。
ただ、中継所跡は何とかして欲しい。あれが無くなると360°の大パノラマだが・・・
氷ノ山(残雪期)のコース・データを見る
氷ノ山(新緑期)のコース・データを見る
段ガ峰のコース・データを見る
千町ガ峰のコース・データを見る
明神山のコース・データを見る


播磨の山へ]  [但馬の山へ]  [丹波の山へ 

G A L L E R Y | 山のアルバム | 兵庫の山TOPへ